今日は長年通ってくださっている常連様と、贅沢なマンツーマンダイブ。出発前、「宇都宮さんが今、一番ガイドしたい場所に連れて行って」という、プロとして最高に燃えるリクエストをいただきました。
安良里も田子も捨てがたいですが、今の潮の動きと魚の集まり方を考えれば、答えは一つ。迷わず、西伊豆屈指のダイナミックな地形と魚影を誇る雲見へとボートを走らせました。
マクロ探しも楽しい時期ですが、今日のテーマは「地形と大物」。連日、立っているのもやっとだった激流がぴたりと止まり、その分、プランクトンを追って魚たちが洞窟の入り口に凝縮されています。
洞窟内には、スズメダイやツマグロハタンポが「壁」のようにびっしり!ガイドが先に入ると魚の群れが割れてしまうため、今日はゲスト様に先陣を切っていただき、魚の群れをかき分けて進む至福の瞬間を独り占めしていただきました。
暗がりに潜む、1m超えの巨大な影!
さらに洞窟の深部、光が届かない岩陰をライトで照らすと、そこには異様なオーラを放つ1メートルを超える巨大なクエが鎮座していました。
驚かさないよう、まずは遠目から慎重に証拠写真を1枚。そこからゲスト様とアイコンタクトを取り、主のパーソナルスペースへ一気に詰め寄ります。至近距離での激写!雲見で見られる魚の中で最大級のサイズを誇るその威風堂々とした姿に、ベテランのゲスト様も大興奮の様子でした。
その後は24mアーチへ。そこには気品漂うテングダイがどっしりと構えていました。逃げない彼らは最高の被写体。浮上時間を気にしつつ、納得のいくまでじっくりと狙いを定めてシャッターを切る、マンツーマンならではの贅沢な時間を過ごしました。
その日の潮、風、光の入り方。毎日潜っているからこそ分かる「今、最高の海」があります。
行き先をガイドに委ねる、贅沢なマンツーマン・ファンダイビングを楽しみませんか?
もちろん、特定の生物のリクエストも大歓迎です。